
豊洲市場となりにできる商業施設「千客万来施設」について、2024年2月1日の開業が決まりました。
今回は千客万来施設がどんなものかまとめたいと思います。最近の建設状況もご報告します。

千客万来施設とは

千客万来施設は、江戸の町並みを再現した商業エリアと、9階建ての温浴・宿泊棟からなる商業施設です。
現在2023年の豊洲市場は、残念ながら築地と違い観光地としては魅力の乏しい場所です。日曜日は休業、魚介類を買うところがない、飲食店が少なく寿司屋は大行列、食べ歩きできる店がない、土産物を買えるところがない、など。
築地と違い場外施設がないことが理由です。
豊洲の場外施設「千客万来施設」は2016年に万葉倶楽部という会社が手を上げました。しかし豊洲市場の開場を翌年に控えた2017年に小池都知事が、築地を再開発し食の拠点とすると発表したことから、万葉倶楽部が採算が取れないとして辞退することに。
その後の協議で再び建設が決まりましたが、豊洲市場だけが先に2018年に開場し、商業施設がないまま6年経つことになります。
というわけで、豊洲市場が魅力ある観光地となれるか、鍵となるのが千客万来施設です。万葉倶楽部のHPにはこのようなコンセプトが書かれています。
「食を起点に日本の文化を発信する新しい東京の顔」として、「豊洲江⼾前市場(いちば)」を コンセプトに、⻑く賑わいの絶えないまちづくりに取り組んでまいります。 観光客のみならず地域の皆様からも「愛着を持っていただける施設」を目指します。
・築地場外市場からの誘致(築地で培われた伝統の継承)
・市場業者との連携(新鮮な⿂介類や⻘果など市場らしさの体験)
・地元の商店街等との連携(豊洲地区の一体感)
市場で扱う魚介類をその場で味わったり、おみやげを買ったり楽しめる場になりそうです。こちらはそのイメージ動画です。このページの写真もいくつかこの動画から引用しました。
商業エリア
商業エリアは江戸の古い街並みが再現されます。3階建てでこのような構成です。
- 1階は路面店と大型バス駐車場
- 2階は江戸の街並みで「市場前駅」と連結する核となるフロア。飲食店、食物販店・物販店が並ぶ
- 3階は江⼾の街の上階。飲食店、フードコート、団体対応飲食店が並ぶ
1階:路面店と大型バス駐車場
1階には路面店ができます。江戸時代の茶店のような席もあっていい雰囲気です。

大型バスが27台止められる駐車場も1階にできます。駐車場が一杯になるくらい賑わうといいですねー

2階:飲食店、食物販店・物販店
2階はゆりかもめの駅と直結するメインストリートで、江戸の町並みが広がります。にぎやかな飲食店やお土産も扱うお店もあって楽しそうです。


提灯で江戸の気配がただよう夜の雰囲気もいいですね。


3階:飲食店、フードコート、団体対応飲食店
屋根のあるこちらは3階と思われます。

箸・包丁のお店や、惣菜・漬物のお店が描かれていて、今の豊洲市場にないおみやげを買える場所になりそうです。このフロアも楽しそうですね。
温浴・宿泊棟

江戸の街並みの奥は9階建ての温浴・宿泊棟です。
屋上には足湯が設けられ、レインボーブリッジや東京タワー、都心部の高層ビルが眺められます。足湯の上は藤棚のようですね。



そして宿泊棟の2階、江戸の街並みから続くフロアには、日帰り湯「万葉の湯」があるようです。ここのお湯は箱根・湯河原から運ばれてくるとのこと。

温浴・宿泊棟の2階を抜けると、海沿いの豊洲ぐるり公園に下りられる連絡通路があります。


東京湾大華火が復活したら、屋上の足湯や宿泊棟の部屋からこんなふうに絶景が見えるかもしれませんね。

2023年2月の状況
2023年2月12日の状況です。1年後の開業に向けて着々と建設が進んでいます。
全景はこちら。右側が温浴・宿泊棟、左側が商業エリアです。

商業エリアの江戸の街並みができてきています。


ゆりかもめの通路から見たところ。両側に江戸の街が広がり、そこを抜けた突き当りが温浴・宿泊棟です。


江戸の街並みの中には櫓も作られています。

温浴・宿泊棟は足場に囲まれ、建設の佳境でした。

現場に貼られた計画のお知らせによると、完成は2023年9月予定。開業の24年2月までは内装工事などを行うんでしょう。また客室が69室ということで各フロア10室程度となると思われます。

まとめ
豊洲市場となりの千客万来施設は
- 1階は路面店と大型バス駐車場
- 2階は江戸の街並みで「市場前駅」と連結する核となるフロア。飲食店、食物販店・物販店が並ぶ
- 3階は江⼾の街の上階。飲食店、フードコート、団体対応飲食店が並ぶ
工事は着々と進んでいます!
